VA BENE!

イッツオーケイ! バッベーネ!

2回目、2.5回目

2回目。23日に、色んな場所へ点々と。

お昼から会って、ご飯をゆっくり食べて。
観光しながら、人混みが多い場所へ。
はぐれそうな空間に、手を繋ごうと向こうから。
大丈夫ですと伝えたけど、繋ぐ流れに。その後なんとなく繋ぎっぱなしになって、人混みを抜けても、離す気配はなくて。
向こうの好意が伝わってくるような、繋いだままよ手が楽しそうな気がした。

昔、付き合い始めた子に手を握られたとき、すごく気持ち悪かったことがあった。

今回その感覚はないから、きっと嫌いじゃない。
でも、好きかもわかんない。

側にいて、安心感があるような。
でも、男性として見れてるのかな。
触れた右手、優しい気持ちになるけど、どきどきはしなくて。
それに、いろんな、仕草、ちょっと、ひっかかるところもある。
でもそれは、彼を追いかけてるからなのかも、と思うと、すごく失礼なことだなとも思う。

終わりにプレゼントをもらって。
その気持ちが嬉しくて。
次の日にお返しをした。

そしたら、付き合ってほしい、って、伝えてくれた。
そこで、この、ふわふわした関係を、ゆっくりなんて言ってられずに、早めに、ちゃんと結ばないとならないんだって気づいた。
その場では、正直に、彼のことをまだ引きずってることを伝えた。
もう少し、会いながら、知って行けて、決めれたらって。
その後、お互いの家族の話をした。
わたしから、自分の生立ちみたいな、ややこしく縺れてしまってるものはみせておきたかった。付き合うか分からないけど。伝えて、そこからまた、わたしと居ることを考えてほしかったのもある。
向こうも、色んなことがあって。
聞けてよかった。先がない関係になったとしても、色んなことがあったひとが、がんばって、生きてるって知れたことが、どこか救われた気がした。

年始に、彼からご飯誘われ、行くことになってる。
そこで、家にある彼の抜け殻を返す。
その時の、自分の気持が、揺らがなくなっていられたら。

はじめまして、から、またね

3日前、ネットで知り合ったひとと、初めてご飯に。
あいにくの雨降りと、緊張からちょっと早めに到着。
すぐ、その人って分かるかなあと不安に思っていると、お互いすぐに分かって「初めまして」のあいさつ。
どこか固くてたどたどしいその人の雰囲気に、やっぱり違うかも…と、どうしても彼と比べてしまった。
そこからお店に入って、2〜3会話をしていくうちに、とてもマイペースでのんびりした人なんだなあと感じるように。
そして、とても目を見て話してくれる。
それを理解したとき、なにを話したらいいのか、自分がどう映ってるのか気になりだして、初めより緊張が増す自分がどうしようもなかった。
それもなんとなく、笑ってくれるようなひとで。
頭と首が長い恐竜みたいな印象に。
食べるのもすごくゆっくりで、彼とは反対だった。
お互いのこと少しずつ話して、5時間の時もあっという間に過ぎた。
初対面のひとと、しかも、お互いの友人関係だったりを知らない人と、2人きりで、こんなに話をし続けたことも久々で。
この人といて、安心する気はする。

でも、恋愛感情は?
キス、したいって思えるのかな。
からだ、重ねたいと思えるのかな。
彼以上に、なくしたくない人だって、思えるのかな。
わからなかった。

あの時しあわせだった、安心してたものが全部まっしろになった今、また、昔みたいに、色んな瞬間が嫌悪する瞬間になっちゃうんじゃないかって不安。

でも、進まなきゃ分からない。
4年の安心感なんで、水につけたらふやけるようなものなんだもの。
知ってる感情に頼っちゃだめなときもあるんだきっと。

向こうは、ひとまず少しでも興味を持ってくれたみたいで、来週、また会う約束できた。
お互いが前を向かないと、発展も、悩むこともできないんだから、
いまの関係は、きっと上等にすすんでる。

その人が、もし、わたしと向き合ってみてもいいと思ってくれつつあるなら、わたしもそれに応えたい。
結果どんな形になっても、努力したって、向き合えたって思いたい。
もう少し、わたしはその人を知っていきたい。



明日は、彼がずっと頑張ってきていたことの結果発表。
別れてもやっぱり、受かっててほしいっておもう。
嫌いになりたいような、人間的に好きでい続けられるように考えたほうがいいような、もう、何も、感情を持ちたくないって思いたくなる気持ちだけど、ほんとに、彼の努力が報われてほしいっておもう。
彼の人生が、やっぱり笑顔で溢れてほしいって思う。
そこにわたしはいないけど。

満月から畳み込む

1月が過ぎて、目の前ではしゃぐ恋人達の後ろ姿をみたとき、
幸せそうでうらやましいなこんちくしょー
くらいに思えるようになってきた。
目は逸らさなくても大丈夫になった。
少しずつ、日常になってる。
それでもまだ、ふと思い出すけど、もう付き合いを続けるのは無理だったと、思いがちになってきた思考。
将来のことを話すのが怖くて、嫌われないようにするには、が常にあった。その荷が降りた気がする。
でも、それでもやっぱり好きだった。ほとんど愛にも似てた気がする。
ただ居てくれるだけで幸せで、思い出す記憶の気持ちは、落ち着けたなあとか、楽しかったなあばかり。
戻りたいとも、思う。でも、前のままじゃ無理。先を、一緒に生きるっていう覚悟をしないと、戻っちゃだめだなあと思う。
まず自分のしあわせのために。
前にすすむ。
今週末は、ネットで知り合ったひとと、初めて会う。
こういう出会い方は初めてで緊張。
なに着ようかなあ。なにを話そうかなあ。
どんな声で、間で話すひとなんだろ。
緊張。
4年付き合った落ち着きはきっとないけど、それでも良い関係をお互い築けそうと思える出会い方になればいいなあ。

20日は、あの人の結果が出る日。
連絡、くれるのかな。くれないなら、もうほんとにおわり。
鍵、返してもらわなきゃなあ。

そろそろ満月のころ、

あれよあれよという間に、月もあのときと同じ形に近づいてきてる。
一緒に観た映画。
わたしは、終わり方が切ないと思った。
あの人は「あの終わり方が良かった、切なくなかった。」って。
その時、あの映画みたいに、わたしたちはなりたくないって思ってた。
結果はあの人の理想に近い形になっちゃった。

隣であの人が息をしてるだけで幸せだった。
あの人が世界から居なくなってしまうことが一番こわかった。
それなのに、前を向いて忘れようとする自分。もう、忘れている自分。
だけど思い出して、もうない未来を少し想像する。

先週連絡がきた。共通の郵便物についての確認と、なぜだか届いた最近の写真。
そして、やりたいことについての相談を受けたり。
適当に流そうかとも思った。でもできずに、やっぱり真剣には答えた。
最後に、また相談したい。そんな一言。
なにも返さなかった。
嫌です、って、言えなかった。
いいよ、とも、言いたくなかった。
あの人にとっての都合が良い人間になりたくない。
特別でありたかった気持ちが、遣る瀬無くそこらへんに漂ってる。
仕事帰り、帰宅してコートを脱いだときにふと、一人なんだって、また、再認識してしまった。

新しく繋がりを持ったひとと、来週初めて会うことに。どうなることやら。
好きになれたらいいけど、好きになるのが嫌だと思ってしまう気持ちがいる。
あの人との縁を絶ち切る気がして。もうないのに。
自分の気持ちがなくなって、孤独になるのがいやなのかな。ばかみたい。

聴こえ方は気持ちでかわる

森山直太朗の運命の人という曲を聴いて、切ない曲だなと感じてた。
そういえば、どんなときに作ったのかなと調べたら、
結婚式で歌われたそう。
あれ、なんで、すこし悲しい歌詞にしてるんだろう。
ずっと疑問だった。
今日あらためてきいてみて、新しいふたりの新たな出発の歌だってやっと理解できた。
ずっといたふたりでも、新しいことにふれて、今がどんどん過去になって。
毎日が切なくなるくらい大切に思う関係なのな。
そうなれるには、どうすればいいんだろう。
わたしと、日々を思える関係を築いていってくれる、そんなひとり。
何十億人のなかから、見つかるのかなあ。
砂漠におちた一粒のダイヤモンドみたいな。
人に好かれて、その人を好きでって、果てしなく遠い気がする。

だけどそんなことばっかり考えてても仕方ない。
運命の人。もし仮にそんなのがあったとして、
しっかり手を伸ばせるように、努力せねば。
自分が自分を好きになれるように、生活を少しずつきれいにしていく。
自分が、自分と付き合ってもいいなと思えるようにしたい。

事情事

どこかへ出かけては、
ここ、一緒に来たかったなあ。
とか。
一緒にきてたらどんなこと話したかなあ。
とか。
ここは、一緒にきてたなあ。

いつかの残像なのか、煙なのかが頭の中にまとわりつく。
こころにまできたときには、何度もあの日の選択を、あの時の言動にプレイバック。

そして、こうも思う。
もしかしたら、今後、また、あの頃みたいに、寄り添える日は来るかも。
多分ない。殆ど無い。マイナスかもしれないくらいにない。
そうおもうのに、そばにいたかった、隣に居たかったって、後悔が「もしも」に縋る。

甘ったれた思考に、
残像も煙からも離れなきゃ、消さなきゃって思う。

隣人の唐突な情事の音に、やるせなさと居た堪れなさ。
あの頃に戻りたいって思いたくないのに、進まなきゃなのに、いつ枯れるんだろ、このジメジメとした気持ちは。

センターマンと16

友人の結婚式では物凄くしあわせになり、その反動で帰り道はガコッと沈んでしまい。
翌日からはまた、幸せの余韻と、沈む気持ちが綯い交ぜになってる日々。

ネットで出会いを求めてみて、いまゆるゆるとお話できる人ができてて。
このどうしようもない気持ちの靄は、動かないと晴れないって、過去に6年片思いした経験が自分の腰を持ち上げたから動けてる。
何事も経験だなと思ったとき、もう二度と経験したくないこの状況もきっと今後の糧にしてけるって、ちょっとだけ思えた。
でもゆるゆるとお話をする中で、かたや、彼を思い出してはもう何もないんだって、頭と心を納得させてる時間があって。
かたや、まだ通信上でしかしらない、ほぼ2次元の人と日常やお互いのことを伝えてる自分がいて。
たまに脳と体と心、どれもが解離しちゃうんじゃないかって、混乱する。

いま、自分がどんな感情なのか分からなくなる。
最近、しあわせ、うれしい、そんなことがたくさんあった。
それと同じくらい、かなしい、さみしい、どうして、って、しとしとと足元から頭の中まで滲み出す思いが乾かないままもある。

さみしいかなしいって思ったら、そりゃ好きだったんだから、しようがないよねって肯定する。
その先の、どうしてこうなっちゃったんだろ、は、考えないようにしてる。人間関係は、一人じゃ作れないって、ほんとに、自分は知らなかったんじゃないかって思う。それくらい、一人じゃなんにもならないんだって痛感してる。

なにか思い出すたびに、あそこは彼といったんだっけって付属の思い出がぽこぽこ。
思い出はずるい。一緒に経験したって強い。
ほんとに大切にしたかった。
今のわたしだったら、きっとうまくいくのに。